2008年04月17日
ミズクラゲが大量発生
鹿児島湾に
ミズクラゲが大量発生している。。
水母と書いて「クラゲ」と読む・・・
刺胞を持つが、刺されてもほとんど痛みを感じることはない。
ただし、遊泳中に皮膚の角質の薄い顔面にふれたときに、
人によっては多少の痛みを感じる。
最近の研究では毒そのものが弱いわけではないとされる。
日本沿岸でも大発生がしばしば見られ、
漁網を破損させたり、
発電所の取水口に詰まって発電を停止させる事故を起こすなどの
害をなすことがある。
遊泳能力はクラゲの仲間の中でも低い方で、
水中に漂って生活する。雌雄異体であり、
雄は透けて見える生殖巣が白っぽく、
雌は若干茶色がかっていることで識別できることもある。
餌となるのは主に動物性プランクトンで、時に仔魚を捕食する。
遊泳運動は捕食活動も兼ねており、
傘を開閉することで縁辺部の触手の間で海水が濾過され、
そこに浮遊する動物プランクトンが触手に捕らえられる。
傘を開閉する運動は遊泳と捕食のためだけのものではなく、
循環機能を働かせるための運動でもあり、
つまり体そのものが心臓の役割を果たしている。
繁殖力が強く、生活環も明らかにされていることから
研究用途に使われることが多い。
また、その半透明の美しい姿は人々を魅了し、
ペットとしてもよく飼育されている。
☆ダイバーズ in 鹿児島 HP★
http://daibazuinkagoshima.fc2web.com/
Posted by 桜島太郎 at 19:36│Comments(0)
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